2018. 5 糀(こうじ)と植物の細胞水を使った新しい化粧品

EAU DE VIVE オードヴィーブ スキンケアシリーズ

 

エッセンチアより、井上醤油店の糀と

エッセンチアで抽出した植物細胞水Ⓡなどを使った

新しい美容液と保湿クリームが1月から販売されており、

当店でも取り扱いを始めました。

 

井上醤油店社長の井上さんとエッセンチアの篠原さんが

”「島根県産米(仁多米)の糀」を使った化粧品ができないかな…”から始まった化粧品作り。

 

井上醤油店の甘酒から抽出した糀のエキスに、

エッセンチアの自社農園で育った「ハマナス(野生種ローズ)」や

「ダマスクローズ」、北海道産の「山桜」の

花の細胞水や花のエキスを贅沢に使った

自然な香りも素晴らしい、

新しいタイプのスキンケア化粧品ができました。

EAU DE VIVE オードヴィーブ スキンケアシリーズ

 

                   ローザモイストクリーム(保湿クリーム)

Rosa Moist Cream

天然のローズの香りで、乾燥しがちな肌をしっかり保湿

ふっくらとしたハリのある素肌へ

(35ml  本体5,000円+税)

 

全成分

 ハマナス花水、スクワラン、ダマスクバラ花水、アスペルギリス/米発酵エキス、

リゾレシチン、サリックスニグラ樹皮エキス、ホホバ油、ヒアルロン酸Na、キサンタンガム、

シコンエキス、トウキエキス、ハマナス花エキス、ダマスクバラ花エキス、ダマスクバラ花油、エタノール

※エタノールはエキス抽出に使用した微量のキャリーオーバー成分です。

 

                   ローザモイストアップセラム(美容液)

Rosa Moist Up Serum

天然の山桜の香りで、さらっと素早くなじんで

みずみずしく弾力のある素肌へ 

(35ml  本体6,000円+税)

 

全成分

 ハマナス花水、ダマスクバラ花水、ヤマザクラ花エキス、アスペルギリス/米発酵エキス、

サリックスニグラ樹皮エキス、ヒアルロン酸Na、シコンエキス、メマツヨイグサ種子エキス、

ハマナス花エキス、ハマナス果実エキス、ダマスクバラ花エキス、スクワラン、ダマスクバラ花油、エタノール

 ※エタノールはエキス抽出に使用した微量のキャリーオーバー成分です。

 

                                 エッセンチアの自社農園 ハマナスの畑
                                 エッセンチアの自社農園 ハマナスの畑

この新しい化粧品は、

水、光、植物、微生物という自然(大地)にあるものから作られています。

それらが持っている本来のエネルギーや質量(成分、香りなど)を損なうことなく、

自然に近い状態で手を加えた手作り化粧品です。

 

言ってみれば大地(地球)にアース(earth)している化粧品。

 

自然の風景には無駄がなく、

調和で満たされています。

それは「美しさ」と言っていいと思いますが、

その美しさをシンプルに取り入れること。

 

水や光や微生物、それらによって育つ植物の持つ繊細で力強い、

大地(地球)に根ざしたエネルギーを取り入れることで、

人が本来持っている美しさを

こころと身体にも目覚めさせる、

そんな化粧品を目指して作られています。

 

 

 

北海道の厳しい自然のなか、

豊かな大地で育った植物のエッセンス。

 

島根県奥出雲で醸造蔵に棲みついた

蔵つき酵母をはじめとする有用菌。

これらの微生物を活かした

江戸時代からの伝統醸造を行う

醤油醸造元の作る「糀」。

 

このふたつが出会って,

はじめて完成した化粧品です。


井上醤油店の「甘酒」から抽出した糀エキス

 

井上醤油店の甘酒から丁寧に時間をかけて抽出された糀エキスを配合してあります。

浸透性が良く、保湿作用に優れ、肌に透明感を与えます。

井上醤油店

創業150年、微生物を活かした伝統醸造

 

井上醤油店は、慶応3年島根県奥出雲で創業、

近隣で栽培された米や大豆、小麦を原料に醤油や味噌を作り始めました。

 

江戸時代から続く醸造蔵には、

蔵付き酵母と呼ばれる多くの有用菌が棲みつき、

これらの微生物と気候風土により、

滋味あふれる”一滴の雫”が醸し出されます。

 

「自然の力を信じ、委ね、待つ」

ひとの介入は最小限に抑え、自然に委ねるところは徹底的に委ねる

昔ながらの醸しの伝統製法を、今も守り続けています。

 

「こうじ」を現す漢字は2種類あります。
ひとつは『麹』

これは米、麦、大豆などの穀類で作るもので、

これらのこうじ全般を現す漢字として、

現在では主に『麹』という字が使われています。
これは中国から伝わった漢字だそうです。

 

もうひとつは『糀』
明治時代にできた国字(和製漢字)で、

米糀のみに使われます。

米糀は、蒸し米に麹菌をつけて発酵させたもので、

ふわふわした白い菌糸が
蒸し米の表面を花のように覆っています。

                          これを現したのが『糀』という象形文字だそうです。

 

糀を扱う杜氏さんの手は、白くてツヤツヤしていると言われます。

これは天然保湿因子(NMF)と麹酸というのが作用しているとのこと。

 

肌の潤いは、

・皮脂

・角質細胞間脂質

・天然保湿因子の3つで保たれています。

 

約80%は角質細胞間脂質のセラミドが占めているのですが、

残りは角質層の天然保湿因子と皮脂が守ってくれています。
乾燥がひどくカサカサしたり、つっぱったりするのは、

この3つの潤いが足りないから。

 

糀エキスにはこの天然保湿因子が含まれています。

天然保湿因子は水分と結合する性質を持ち,

アミノ酸、尿素、乳酸、塩基類などで構成され、

柔軟性弾力性を保つ役割を果たします。

 

このように糀エキスは潤い効果(保湿作用)に優れ、
さらに、外部からの刺激をバリアする役割もあるので、

透明感を与えてくれます。

 

さらに糀エキスは、

主に発酵によってできたアミノ酸でできているので、

浸透力が抜群で、コラーゲンなどに比べると細胞への浸透性に優れているため、

どんどん肌に入っていくのだそうです。

 

 

エッセンチア自社農園栽培のハマナス

(北海道産 野生種ローズ)

 

花の細胞水と花のエキスを配合してあります。

肌のキメを整え、潤いを与えます。

 

ハマナスはジャパニーズローズとも呼ばれる日本原産のバラで、

北海道の厳しい自然の中で生き続けてきた野生種です。

 

札幌にあるエッセンチアの自社農園では、

ハマナスをはじめ様々な植物が

自然農法により育てられています。

 

無農薬で育てられた二千本のハマナスは、

6月の終わりから7月までの約一か月の間に、

赤く可憐な花を咲かせます。

 

手摘みされたハマナスから

植物細胞水や花エキスが抽出され、

多くの種類の化粧品やサプリメントの原料として

使用されています。

 

 

植物細胞水® 

 

植物細胞水とは、植物中にある水のみを抽出したものです。

水を加えることなく、35℃の低温で蒸留するため、

植物が作る水と香りだけでできています。

 浸透性が高く肌を活性化する作用に優れています。

 

ハマナス花の原材料製造工程などについてはこちらをご覧ください。

 

植物細胞水を詳しくお知りになりたい方はこちらをご覧ください。

 

         ダマスクローズ

エッセンチア自社農園のローズを使用。

肌にハリと潤いを与えます。

 

花の細胞水とエキスを配合してあります。

山 桜

北海道に自生する野生種の桜を使用。

肌を柔らかく、なめらかにします。

 

花のエキスを配合してあります。



 

 

紫 根

 

北海道産シコンを使用。

シコンとは「ムラサキ草」の根ことで

中国では古くから薬草として使われていました。

肌荒れを防ぎ、潤いを与えます。

 

紫根の薬効主成分は「シコニン誘導体」と呼ばれ、

抗炎症作用、抗菌作用、皮膚活性化作用などの

効果、効能が報告されています。

 


2017.5 エッセンチア化粧品のご紹介

エッセンチアは、

薬剤師で調香師である篠原康幸さんが、

北海道札幌市で開いているお店で、

10年以上前からお付き合いをさせていただいています。

 

扱っている化粧品は、

クレンジングクリームや化粧オイル、化粧水、保湿ジェル・クリーム、

美容液、サンスクリーン、リップクリームなどの

スキンケア化粧品で、

いずれも一つ一つ手作りの、厳選された原材料のみを使った、

ノンケミカル(天然)の質の高いものばかりです。

 

加えて調香師でもあり、

原材料の栽培や抽出方法に配慮された天然の香料などを使い、

優しくて穏やかな、バランスのとれたとても香りのよい化粧品で、

その香りに包まれて、肌だけでなく心も癒されます。